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ビデオボードは、Radeon X300。ASUS製で市販版にはない、EXA300LEという物が使われている。X300はX600/800と違い、0.11μmプロセスで製造されている。コア325MHz/メモリ400MHzで4パイプだ。X300にはX300SEと言う物もあるが、違いはメモリのバス幅で、X300が64/128bit両対応、X300SEが64bit対応のみとなる。これは、メモリが、Hynix製“HY5DU281622ET-4”で、128bit対応品であることから、X300の方だと思われる(?)ファンレスはいいですね。 |
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さて、今回の目玉である、新エンコーダーボード、ENX-33、OLIVE。ボード自体は結構長い。 |
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ENX-33は、金具によりきっちり固定される。 |
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裏面。メモリがかなり多くなっている。 |
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チューナーはENX-18/30などと同様にSONY製のBTF-PJ401Zが使われている。 |
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エンコーダーチップには、Type XのX3ビデオサーバーと呼ばれる録画ユニットと同じViXS製の「XCODE2」が使われている。チップ自体は、結構高性能で、1チップでHDストリーム4本同時処理ができたり、高速なトランスコード/トランスレート機能などを持つ。もちろん、VBRやMPEG4などにも対応している。
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高画質部分は従来通りサブボード形式となっており、ENX-18のものがそのまま流用されている。FLT-5(NADESICO)のまま。左のチップがNEC製のD64083で3次元Y/C分離、右のチップがD64031でゴーストリデューサーである。 |
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従来、SONY製のCXD9592で、PCIブリッジ、AV信号処理、3次元DNRの機能をもっていたが、PCIブリッジは、PLX製のPCI6152-CC33BCが使われていることから、それ以外のAV信号処理、3次元DNRの機能などをCXD9853が持っている(?)と思われる。 |
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ENX-33は、なぜかケーブルが1本ある。背面のi.Link(TS専用)がボード上のIEEE1394コネクタに繋がっているのである。これは、Type Xを想定していると思われる。これによって、筐体のi.Link(TS専用)を使用できるようにしていると思われる。もう一つのIEEE1394はマザーのIEEE1394とつながっている。 |
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2つあるボード上のIEEE1394コネクタは、NEC製のPHYである、D72852に繋がっている。μPD72852はIEEE1394a- 2000準拠の2ポート物理層LSIである。 |
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そして、μPD72852はμPD72891に繋がっている。μPD72891は,ディジタルAV機器向けに開発されたIEEE1394 Linkレイヤ・コントローラである。コピー・プロテクション機能対応(5C-DTCP対応)。
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