SONY PCV-MXS1L5(Pentium 4 1.5GHz)
YAN's VAIO SITE - MXS1 REVIEW - 2002.3.4

 MXS1は、RXをベースとしながらもオリジナルのパーツが多数使用されている。ここではMXS1専用パーツをストレージ系中心にREVIEWする。

 DVD/CD-Rコンボドライブには、MATSHITA製のCW-8571-Cが使用されている。詳しいスペックはこちらで。MXSシリーズでは専用トレイが使われていないため、ドライブ交換は用意だ。EJECTボタンの位置さえあえばどのドライブでも使用可能だろう。DVR-103やPlextorの新コンボドライブPX-320などおもしろいかも。
 ところで、MXS1の筐体も電源部分のねじ1本以外はドライバーを必要としない。RXの筐体と同じコンセプトだ。実に巧妙にできており、感心してしまった。しかし、これを買う人は改造など考えないだろうなあ〜などと考えてしまいました(笑)特に上のCD-DRIVEなどは構造を知らないと、無意味にねじをはずそうとしてしてしまうだろう(笑)実際には、ストッパーをスライドさせて、ドライブ自体を後ろにずらすだけで簡単にはずせてしまうのだ。NetMD/HDDなどはRXとほぼ同じ、アナログアンプなどは、はずすのは簡単だが、つけるのには少しだけこつがいる。
 HDDはごらんの通りだ。今回は、きちんと2台目用のブラケットとスペースがついており、ケーブル自体もきちんとSLEVEコネクタがある。もちろん、電源ももう一つ余っているため、HDDの増設は容易にできる。ちなみに、HDDはSeagate製のST380020Aが使われている。
 左がNetMDドライブだ。下に取り付けられている、IFX-179というインターフェース基盤経由でSony Digital Audio Systemに接続されている。電源はIFX-179上のFDDと同じ電源コネクタで供給されている。IFX-179とNetMDドライブは専用のケーブルでつながっている。
 MXSの特徴である前面大型LCDだ。電源LEDもRXと同様にblue LEDが使用されている。
 左が5インチベイの後ろにあるFMチューナーユニットだ。電源/コントロールはSony Digital Audio Systemにつながっている。しかし、音声自体はアナログケーブルで直接アナログアンプにつながっている。デジタル伝送していないデバイスはこのFMチューナーとENX-17の2つだ。この2つのみ音声ケーブルが直接アナログアンプに入っている