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レイアウト的には従来のRX-RZと続く一連のものと変わるところはない。865PE+ICH5採用によるUSB2.0*8というメリットを生かすべく、前面*4、後面*4とハブが必要ない数が用意されている。IEEE1394は前面が4pin、後面が6pinの2つ。残り一つはRZ62/72ではDV-アナログコンバータに使用されるがRZ52では使われていない。 |
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筐体について。RZのREVIEWはYANのサイトでは初となるので、若干詳しく&感想を混ぜて。筐体自体はRXより若干大きくなって正直(デザインは好き嫌いがあるでしょうからあえて触れませんが(^_^;))市販の筐体に近い作りになってしまった。RX筐体はそのデザインの良さ(好き嫌いはあるでしょうが)に加えて、市販の筐体には無いメンテナンス製の良さと巧みなレイアウトがあり、「メーカー製を買う」という付加価値を実感できるものであった。左下写真のように市販筐体によくあるレイアウトとなっており、大きく上のブロックと下のブロックに分かれている。基本的にRX筐体のように、ドライバーなしで分解していくことができるようにはなっている。RX筐体では電源がCPUの上に配置され、電源のFANがCPUと筐体内の熱を排出するようになっていた。Pentium4の高クロック化とともに、RZで市販筐体のように筐体FANが新たに増設された。それに伴い、電源部は上のブロックに移動し、小型化している。5インチベイやFDD、HDDなどはおなじみのフレーム毎レバー一つで着脱できるようになっている。RXというより、MXSのデザインに近い作りとなっている。正直YAN的には魅力ある筐体とは思えません(^_^;)特に5インチベイへのアクセスの悪さ、天板がデザイナイーは格好いいと思っているデザインのおかげで平らになっておらず、微妙にものが置きずらくなっている。次の筐体に期待したいところである。(RZ筐体を気に入ってる方は、すいませんm(__)m) |
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RZ*0/*1では色々とあった(^_^;)電源部。NMB製のものが使われている。前述のように筐体&CPUFANを兼ねなくて良くなったためコンパクトな作りとなっている。出力は左の写真を見てください。RZ52/62/72すべて同じものを使用している。 |
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FDDはSONY製MPF920-Eが使われていた。まあ、FDDはもうそろそろいらないかなって思いますね。USBでノート用の転用でいいと思う。 |
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HDDはSeagate製のST3120025Aが使われていた。RZ62のST3160022Aとともに、OEM専用のHDDだ。5400rpmで80Gプラッタ、1Mキャッシュという廉価版のスペックだ。RZ72ではWesternDigitalのWD2000BBが使われている。7200rpmだが、キャッシュは2M。最新とは言い難い(^_^;) |
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MemoryStickスロットはUSB接続タイプではなく、マザー上の専用コネクタ経由で接続される。PRO対応だが、高速転送可能なパラレルには対応していない。 |
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DVD/CDドライブには引き続きDW-U12Aが使われている・・・・・と思ったら、ドライブはDW-U10Aでした(^_^;)ちなみに、デバイスマネージャ上では、きちんとDW-U12Aと表示されます(笑)DRU-500A/DW-U10(メルコ製)では、ファームを入れ替えることが話題になっていたが、SONY自身がDW-U10AにDW-U12Aのファームを入れてるとは思わなかった。DW-U10とU12は基盤上のごく一部以外は全く同じドライブなので、影響はないと思われるが、せめてドライブ上のラベルを取り替えておくぐらいはできなかったのだろうか?ちなみに、DW-U10Aはスペック上はDVD+Rの4倍速には対応していない。スペックといえば、カタログ上ではRZ52/62/72のDVD+-ドライブのCD-R書き込みは16倍速になっているが、市販品のDRU-500/DW/12Aと同じようにきちんと24倍速にも対応している。予測だが、NEC製のND-1300などが混ざる可能性があるのだろう。ND-1300はスペック的にはDW-U12Aとほぼ同じであるが、CD-Rは16倍速だからだ。OEM供給を複数確保することや、値段の問題もあるのであろう。今後はSONY製のドライブが必ず付いているとは限らないであろう。 |
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RZ72のDVD-ROMにはPanasonic製のSR-8588が使われている。当然だが、Multi-READ対応なのでDVD-RAMの読み込みもできる。特にファームウエア等での制限もかけられていないので、DVD-RAMの読み取りは普通にできた。 |
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