SONY RX63-総評(ソフト/感想)
YAN's VAIO SITE - RX63 REVIEW - 2001.10.24

 ソフト関係と、YANの独断による感想等をまとめてみた。

 上の写真がシステム情報の画面だ。HomeEdtionということで、Windows2000proからだと、若干使いにくくなっている。詳しくは、25日からOEM版が買えるようになっているので省略するが。
 上記は、今回、DVD-RW搭載モデルに付属の「Simple DVD maker」である。右のロゴを見てわかるとおり、作ったのは、おなじみSONICだ。Gigaのプラグインとしてインストールされるため、インストールフォルダは、Gigaのところにされる。このソフトはかなり簡単にDVDが作れるようになっており、ビデオエクスプローラーから、ビデオカプセルを上記に入れるだけで準備ができるのだ。MAKE DISCボタンを押すと、ビルドが始まるが、上記の1Gオーサリングも、数十分で書き込み等も含めて完了する。音声は、MPEG1 Layer2で行われ、チャプター/メニューは自動的に作成される。
 作成されるメニューは左のようなもので、まあまあのものであると思う。何より手軽にDVD-Videoが作成でき、RWと組み合わせると、TV番組等を手軽に焼いて人に貸すなどといったことが、実に簡単に可能となるのだ。PCVA-DRW1を買った人は、無償ダウンロードが可能となるようなので、使った方がよい。動作自体は、Pioneer DVD-525で行った。入れると、すぐに1つ目のムービーが再生される。無駄な1stPLAYがないのも良い。
RX63(P4-1.7S478) RX72(P4-1.7G S423) RX60(P3 1G )
ALL
29493
29943
28345
Integer
38816
38843
45625
Float
66608
65004
51541
MemoryR
91508
91125
14997
MemoryW
55170
51552
15050
MemoryRW
104917
101467
21490
DirectDraw
59
74
29
Rectangle
32351
32593
18967
Text
2560
26967
17136
Ellipse
6860
6152
6178
BitBlt
88
76
8
Read
41207
28959
41042
Write
17664
28627
41042
Sp Drive
3071 C:\100MB
2333 C:\100MB
25972 C:\100MB
Super PAI
1:47
1:46
2:25
TMPGenc
3:57
3:57
5:39
 一応、ベンチマークも前のP4B-M の時のものと比較してとってみた。今回のRX63はOSがWindowsXP、メモリも768Mbyteになっているので、条件は同じではない。HDDも標準のものから、ST380021Aに取り替えてある。まあ、ベンチマークなどは、「そんなものかな」程度なので、参考程度にしかならないが、当然のことながら、RX72とほぼ同等のパフォーマンスである。チップセット自体は全く同じであるi850で、CPUのソケットが違うだけだ。将来的に、Northwoodを見据えて購入するなら、RX63であるが、CPU交換をしないのであれば、RX72は、値段次第では、Premiere6.0が欲しい人には、良い選択となる。上記の、Simple DVD Makerは手軽にDVD-Videoを作成するには現時点ではもっとも手軽なソフトの一つといえる。GigaPocketとの連携ができるからだ。また、今回から、新搭載されたGigaPokcet 4.3での売りの一つ、「ライブモード」は、VAIOが1台あれば、他の自作機などでもTVを見たり、録画予約ができる。これは、結構便利だ。この辺のソフトウエアとの使い勝手は、他メーカーの同等機種及び、自作機用のTV付きMPEGボードを大きく引き離す。VBRを使った、DVD-Videoの作成のためには、TMGencなどを使う方がよっぽどきれいであるし、この辺の使い勝手を優先させる考えは、まあ、良いと思う。今回の買い換えをねらう人は、ハード的には、大きく変化がないため、この辺のソフトとの兼ね合いが、購入の判断基準となろう。