SONY PCV-RX55(Pentium 4 1.7GHz) YAN's VAIO SITE - RX55 REVIEW - 2002.1.27
今回の2月モデルの目玉はなんと言ってもこのPCV-RX55だろう。DVD-RWドライブを内蔵して199,800円という価格はとても魅力的だ。しかも、今回はB STEP845と呼ばれる、i845Dチップを使ったDDR-SDRAMスロットを備えたP4B266-LMを使用している。RX65/75に使われているi850と比べてもほとんど遜色はないはずだ。全体的にはマイナーチェンジの感をぬぐえないが、RX5*シリーズにいたっては、筐体とMPEG2ボードは同じだがフルモデルチェンジに近い改良が細かに施されている。RX63との比較を主にREVIEWする。
筐体自体は、今までのRX*3シリーズのもの全く同じである。背面を見ると、MIDI/GAMEコネクタがなくなり、RS232Cが、従来のRS232Cの位置にSPD/IF OUTが、RS232-2の位置に、おなじみIEEE1394のコネクタが並ぶのも同じである。ただ、上位機種であるRX65/75がRX63と同じく背面USBコネクタが1つであるのに対し、このRX55は2つある。全面とあわせて4つということになる。RX65/75はMemoryStickスロットが内部USB接続になっているために、1つを占有しているために3つになっているのだが、最初カタログをみたときはRX55だけ4つになっており、誤植かと思っていた。また、別途USB Hubをオンボードで持っているのかと推測していたが、RX55のMemoryStickスロットはUSB接続ではなかったのだ。詳しくは別のページで解説する。 個体差もあるのかもしれないが、電源LEDである、ブルーLEDの色が若干変わっている。RX63と比べると幾分白っぽい青になっている。デジカメでは違いをとりずらいので(^_^;)比較写真を撮るのは断念しました。そのうち時間があれば(笑) 今回、発売前からGiga4.5のアップデートがVCLにあがっていたが、2つの修正CDが付属している(^_^;)1枚は、数日前に騒がれた、CyberSuportに関するセキュリティー強化プログラムCDだ。初期状態では問題ないが、リカバリをかけた後に必要になる。もう1枚は、Simple DVD MakerのアップデートCDだ。これも、リカバリをかけた後で必要となる。 実は、RX*5シリーズから、リカバリがDVDになっているのだ。各機種専用。つまり、DVDブートに対応しており、疑似?Windowsが起動するようになっている。もちろん、リカバリ後にSONY関連アプリのみの個別セットアップは、このリカバリDVDを入れるだけでできるようになっている。ちなみに、クリーンインストール用のSONY関連アプリの個別展開は、従来と同じ方法で可能だ。ただし、SONY.PACとSONY2.PACの2つに分かれているが、2回行えばよいだけである。