SONY PCVA-DRW1(i.link DVD-RW)


 


 SONY純正のi.LINK DVD-R/RWドライブであるDRW1を手に入れてしまったので(^_^;)とりあえず、Fast Reviewを。


 筐体自体は、CRW1/HD04/08の流れをくむおなじみのものだ。電源もNWB製の同タイプのものが使用され、内部もほぼ同じような構成だ。電源もソフトスイッチタイプで、基盤もバスパワー対応である。

 ドライブはRX72と全く同じPioneer製のDVR-103VAが使われいる。OEM用はDVR-03Aと言われているが、このドライブはVAIO向けの専用トレイが与えられている。

 見ての通り、1394-IDE変換基盤はHD04/08と同じMP-22と呼ばれるものが使われている。基盤上のIDEケーブルコネクタの位置が違うだけだ。HD04/08では左下に見える空ランドにIDEソケットがついていた。

 
 基盤自体が同じものであるため、チップにはSONYのHD04に使われていたものと同じEPSON製のSPC7282F0が使われていた。セットで使われるE0C33208Fもある。ATA66対応の20-30MB/sの中速変換チップだ。相変わらず、2チップ構成にとどまらず、内蔵フラッシュ以外にフラッシュがもう一つ実装されている(基盤の写真参照)以前にREVIEWしたYAMAHAのものとほぼ同じ構成でもある。

 ドライブの背面には、大きなFANがついている。かなりの熱を持つようだ。

 現時点でのREVIEWはここまでだ。相手はなんせMPEG2、容量が大きすぎて焼きテストにも時間がかかる(^_^;)メディア自体もDVD-Rで1100-1200円。DVD-RWで2100-2300円くらいだ。うかつに失敗するわけにもいかないのだ。大げさに書かれてはいないが、DVDの書き込みに関しては、バッファーアンダーラン対策がなされている。ちなみにCD-R/RWの時にはこの機能はない。書き込み速度にしても、2倍速というと遅いように感じるが、転送レート換算すると、DVDの等倍はCDの約9倍だ。つまり、2倍速なら18倍速である。これをCLVで焼くのだから、今のCD-Rドライブより速いことになる。ソフト自体は、ビデオファーマット形式で焼くことのできるおなじみのDVD it! for VAIO(中身はLE Ver 2.3)と普通のデータとして焼くことのできるPromo DVDが付属する。現時点では選択肢は多くない。というよりこれしかない。ちなみに、CD-R/RWとしては、WinCDRでも認識した。

 たまたま来ていた友人がこれを見て、「VAIO好きだねえ」(笑)確かに、VAIO純正のCRW/HD04/DRW1の3段重ねは、滅多に見られるものではないかもしれません(笑)

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