PCV-MX(P2B-AE) POWER UP
PCV-MX1/MX2(P2B-AE搭載機種)のPOWER UPを考える
VAIOのMXシリーズに使われているP2B-AEはASUSのOEM専用マザーである。440BXをチップセットとして使っており、一般的なMicroATXマザーとは異なった特徴を持っている。ほぼ同じデザインでP3B-1394という名前で市販されたことも大きな特徴だ。そこで、このP2B-AEが搭載されているMX1/MX2でのPOWER UPを考えていくことにする。
搭載されているP2B-AEは最終型の新しい物だけだ。MX1のBIOSについては、SONYのサイトに最新のアップデータがあるので、3004にしているだろう。マザーボード自体の考察は、別なページにまとめたのでそちらを参照してもらうとして、ここでは簡単にまとめてみた。
機種 MB Rev BIOS OS MX1 3.01 3002 Windows98SE MX2 3.01 3004 Windows98SE
R用と共通のマザーなので、同じような特徴を持つ。DIP-SWITCHは倍率変更用のみでFSB変更用の部分が無い(笑)つまりCPUのB21などのPINを見て自動的に66MHzか100MHzにされるわけである。それ以外には設定できない。背面USBコネクタも1段のみで前面に持ってくるためのコネクタが付いている。特に写真のMXシリーズのためのAUDIOコントロール用のコネクタも存在する。
段階別 POWER UP ! 0.まず、最初に・・・・・・ P2B-AEマザーのBIOSを最新の物にする
1.メモリ/HDD/CPU 元に戻せる手軽なPOWER UPをする
2.マザーボード交換
MX1/2でのマザー交換はほぼ不可能だと思った方がよい。AUDIOコントール機能を持った物が無いからだ。P3B-1394でさえコネクタが付いていない。ここを半田付けするなら別だが。それでも行うなら右の通りだ。
本来の機能に制限(AUDIOコントロールも)のあるマザーボード交換
P3B-1394を使った(AUDIOコントロールは不可)マザーボード交換