PCV-RX72 REVIEW

 


 従来のPentium3搭載VAIOとの違いを中心にこのページは構成する。電源とビデオカードだ。


  Pentium4搭載に伴って電源がRX-71から変更になっている。上の写真を見ればわかる通り、かなり大型化されている。VAIO RXシリーズはDELTA製の電源が使われているが、今回はDPS-246ABという型番のMAX268.9Wに仕様変更されている。ちなみに左下が従来のものでDPS-150BBという型番でMAX 159.9Wであった。もちろん、Pentium4用の12V供給も追加になっている。

  変更点2はこれまた、RX-61/71から仕様変更されたAGP-V7100(DVI)だ。大きな違いは左を見れば一目瞭然だが、TMDSがGeFORCE MX内蔵のものを使うように変更されているのだ。(ちなみに左上が今回の「B」と呼ばれるMXで左下が「A」と呼ばれるRX60/70に使用されたV7100である)アナログで使う分には全く同じと言って良いが、DVIで使うときに違いがでる。GeFORCEの内蔵TMDSはかなり問題が多いようである。せっかく、SilicomImage製のSil164を使っていたのに内蔵を使うようにしたのはひとえにコストダウンであろう。これが、DVI接続時のSXGA/UXGAができないことの原因である。つまり、外部TMDSのRX60/70ではSXGA等が表示できるが、内蔵TMDSのRX61/71/62/72ではできないのであろう。同じASUS製AGP-V7100(DVI)でも市販版はTMDSは外部なので「A」に近いであろう。


1.RX概要

2.WMT-LE

3.電源&AGP

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