PCV-RX72 REVIEW

 


 Socket423という短命に終わる現行P4マザーP4T-MのOEM専用バージョン、WMT-LEがRX72では使われている。実際にはP4T-Mとほぼ同じパターンを持つ。チップの構成等も全く同じだ。


 マザーボードは今回からWMT-LEという型番に変更され、REV 1.01となっている。

 さすがにP4-1.7GHzなどという大消費電力のCPUを実装しているだけあって、ものすごい大きさのヒートシンクが使われている。手前のシンクがi850だ。

 CPU FANもものすごい(^_^;)マザーに固定されている。FANは普通の6cm FANである。

 TI製のIEEE1394チップもRX51と同じものが使われていた。TSB41AB3は3portのPHYチップだ。従来のTSB41LV03/Aの新型。TSB12LV26はメルコのIL3などと同じチップだ。

 オンボード音源はいつものYMFではなく、ASUSマザーではおなじみのアナログデバイス製のAD1881Aが使われている。オンボードLAN等も同じものRTL8139Cが使われていた。

 I/OチップもおなじみWinbond製のW83627HFが使われている。

 クロックにはICS製9250AF-33が使われている。

 メモリにはRD-RAMが使われている。4スロットだが、2枚ずつささなければならないために、64MBが2枚刺さっている。空きスロットにはダミーが刺さっている。RIMM自体はSAMSONG製のPC800仕様のものが使われている。


1.RX概要

2.WMT-LE

3.電源&AGP

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