SONY VGC-RM95S(Sony Desktop Computer)
YAN's VAIO SITE - RM95S REVIEW - 2008.10.1

 一体化でないType Rとしては、たぶん、最後となるであろうRM95を駆け込みで買いました(笑)RMシリーズは、RM*0-RM*2までが965チップセットでRM*3-RM*5までがP35チップセットとなり二種類のマザーが存在する。今回は、前回のRM50/70/90からの変更点を重点的にレビューする。


 まずは、本体ユニット。チップセットの変更に伴いマザーボードも新しくなっている。細かい改良だが、CPUファン後ろのHDDベイ用のSATAコネクタ#4と#5がMain Unit Connector Boardを外さなくてもいいように位置が手前に変更されている。つまり、上から#4、#5、#0、#1、#2、#3という変則的な並びになっている。あわせて、PCIexpress Headerが電源側からMain Unit Connector Boardのすぐそばに移動している。RM90Sでは、コネクタがついていたFDDコネクタとSerialコネクタは空きランドとなっている。Main Unit Connector BoardもCNX-369となっている。

 そのほかのチップはRM90Sと同じ。1394は、TSB43AB22A、LANは、INTEL製の82566D、サウンドは、SONYのSound Realityと呼ばれるDSD対応のCXD9872であった。


 電源は型番こそRM90Sと同じDPS-450であるが、REVが07となり、12Vの配分が若干変更になっている。アクセスユニットの負担でしょうか?
 今更のGeFORCE8。特に書くことはありません。ごくふつうの8500GT。

 MPEGボードは、ENX-39、DEIGOでRC/RM90と全く同じ。なのだが、Revが2.02から2.01になぜか戻っている。もしかして大量在庫?(笑)

 地上デジタル/BS/CSボードはピクセラ製のPIX-DT011にから、PIX-DT012に変更されている。ピクセラの市販版もDT012なので、同じものかもしれない。チューナー、チップともDT011と同じであるが、OFDM、復調 LSIがMN884422に変更されていた。

 メモリはELPIDA。中国製。