ASUS P4B-LX Rev1.04(i845 MicroATX)
YAN's VAIO SITE - P4B-LX REVIEW - 2001.10.29

 さて、VAIOユーザー期待の星、P4B-LXがついに市販された。P3B-1394以来の純正マザーの市販版だけに、マザー交換によるPOWER UPとして、注目していた人も多いと思う。そこで、レビューを兼ねて、交換時の情報を書いてみる。

 RX53に使われているP4B-LXとの違いを中心に書いていく。マザーのRev自体は全く同じで、Rev1.04になっている。

 AC97 CODECチップには、ALC201が使われている。確認するのを忘れていたが(^_^;)が、RX53のプロパティを見るとSOUND MAXが入っていたので、おなじみAD188*が使われていると思われる。まあ、何にしても音に差はほとんど無いと思って良いかも(^_^;)
 RX53では省略されているSPDIF OUTが実装されている。このマザーを使っているMXS1でもSPDIFOUTは使用されていない。なぜ、実装するように設計されたのかは不明だ。もちろん、市販のP4B-LXでは使用可能だ。
 いつも通り、コネクタ類にソケットがなく、剥き出しとなっている。pin配置等はRX筐体と同じなので、そのまま、させばOKだ。USB23は、新RX*3では、USB4が実装され、MemoryStickに使われている。そのかわりに背面USBの1つがつぶされているわけだ。見ての通り、無造作にジャンパされている。
 大きな変更点として、Pentium4電源コネクタと呼ばれる、ATX12Vが、RX53では、ATX電源コネクタのすぐ隣にあるのだが、市販版のP4B-LXでは、空きランドとなっており、普通のP4B/-Mなどと同じCPUのそばに実装されている。これは、VAIOの電源のATX12Vが短いための対策?なのか(^_^;)普通のP4BなどがCPUのすぐそばにあることから、本当はこの位置の方がよいのかもしれない。このマザーを使うときの一番の問題点は電源だろう。このATX12Vを確保するためには、HDDの電源からATX12Vにするケーブルを使うしかない。問題は容量だ。電源交換も視野に入れる必要があるかもしれない。
P4B-LX概要