ASUS P3B-1394(micro ATX)
前々から噂のあったIEEE1394端子装備のP3B−1394を入手した。見ての通り、microATXだ。SLOT 1でDIMMが2本、AGPが1本、PCIが3本という構成だ。
クロック切り替えはDIPスイッチを使う。細かい設定も出来るが最高は133MHzまでしかない。だが、133MHzには1/4のPCIクロックがあるのでYANは133*4.5=600MHzで常用している。しかし、実際PLLにはICS 9248-39が使われているので、140/150も使えるはずである。SoftFSB等で設定できるので、DIP-SWの組み合わせを探して見た。
DIP
6
7
8
9
10
140MHz
off
on
on
off
off
150MHz
off
off
on
off
off 上記の組み合わせで、 設定できることがわかった。しかし、P3B-1394は一連のASUS系のマザーボードと違い、3.3Vは電源の物がそのまま使われているようですし、CPUのCORE電圧も変更できない。よって、クロックアップ耐性は低い。幸い、YANにはノーマル電圧のまま150MHz等で動くメモリ/AGP/CPUがあるのでテストしたが、一応、安定して使えている。
AU8830A2がオンボードで乗っているので音源が必要ないので十分な拡張性と言える。逆に小さい筐体が使えるメリットがある。
肝心のIEEE1394ですが、Chip自体はTI製のものが使われている。TSB12LV22とTSB41LV03だ。最近のDV機器はほとんどがこのTI製らしい
通常、 2ND Serial端子がある場所に6pinのIEEE1394が出ている。PCIのブラケットの形で6pinと4pin(DV端子)が増設できるがもちろん、貴重なPCIが1本減ることになる。ブラケットとマザーボードは専用の端子でつなぐ。 今のところ、Windows98SecondEdtionを使用しているので、ドライバなどは標準で入っているので追加の必要はない。しかも、SecondEditionからは、今まで各社バラバラであったVCRコントロールが、Microsooftの標準のプロトコルが使えるので、これも必要なくなった。YANの環境にあるDV機器はこれでほぼ使えている
P3B-1394には、YANが確認できただけでも3つのRevがある。Rev 1.02/2.01/2.02である。一番最初に買ってきた物は、Rev 1.02でBIOSは2001であった。次に、Rev 2.01というものに変わったのだが、かなり、大きな変更が施されている。
FDDコネクタの上に2ND SIRIAL用のコネクタが新設
上記に伴って、IEEE1394用のブラケットに2ND SIRIALコネクタが新たに新設
PCI#1の下にVIDEOとSPD-OUTのコネクタが新設
と、結構違うが基本的な構成/チップ等は変わっていない。最近では Rev 2.02という物になったが、
SLOT 1横のコンデンサが背の高い物に(アルファのシンク等に干渉(^_^;))
専用バックパネル付属(IEEE1394に位置がちょっと下なので見た目が良くなる)
である。YANの確認した範囲ではBIOSも2002になっていた。
1.P3B-1394概要