RXマザー交換情報
YAN's LABO - RXマザー交換情報 - 2004.3.20

 さて、いよいよYANもRZ筐体に移行したのに伴い、RXは改造ベースにしようと予定していた。そこで、今回は、MSIの865GM2-ILSを使用してマザー交換を行ってみた。そこでマザー交換に際しての情報をまとめてみた。(なお、ここにかかれていることは、YANが勝手にまとめたものであって、間違いがある可能性があります。この情報を使って機器が故障したり、火を噴いたりしても一切責任はとりませんので、あくまでも、それぞれの自己責任にてお読みください)。

 交換用マザーにはMSIの865GM2-ILSを使用した。1394もオンボードでチップ関係がINTEL系で固められている。マザーREVに1.0と1.1があるが、P4EE等に対応してるのは1.1であるから購入時には注意する必要がある。

 RX筐体は、バックパネルの交換も容易だ。マザー付属のものと交換しておく必要がある。

 マザー自体はM-ATXであれば特に注意することなく取り付けることができる。865GM2-ILSは、AWARDのBIOSなので、DMIはDMICFG.EXEで簡単に書き換えることができる。基本的にマザー交換時にはOSはクリーンインストールの方が問題がない。もちろん、Xpを使用する方がよいだろう。PCカードもPCI2.2なので、特にXpではドライバ等も必要なく使用できる。CARD BUS/16bitともに使用できる。アプリケーションも個別インストールで必要なものだけを入れる方がよい。

SWX-66と市販のマザーの接続では、いくつかの注意が必要だ。SWX-66はねじの部分(表/裏も)でシャーシ(筐体)に接地されている。当然マザーのねじとも接地されるが、これが市販のマザーでは問題となり電源が入らなくなるため、絶縁する必要がある。また、+5Vもきちんと持ってこないと、LEDが暗くなったり、明るさが変わったりする。どこかから分岐して持ってくる必要がある。また、IDE_LED2も直接セカンダリケーブルから持ってくるか、ドライブから持ってくるしかない。

USB/1394等は、RX端子情報とマザーのマニュアルを参照してケーブルを自作するばOKだ。YANの場合は、MS用と前面USB関係、ENX-17上のMDL-10用の1394ケーブルを作って接続した。

SWX-66
connectors
 1
PWR_BTN
 2
IDE_LED-
 3
PWR_LED-
 4
MSG_LED+
 5
MSG_LED-
 6
+5V
 7
IDE_LED2-
 8
GND
 VAIOの特徴である録画予約等にはS3モードのSTRを実現させる必要がある。また、リモコンによる電源ONには、左の設定が必要だ。865GM2-ILSの場合はBIOSで関係分をONにし、付属のCDからパッチを当てると左のタブがでるようになる。これで、S3とリモコンによる電源ONが可能となる。
 現時点で、865GM2-ILSを使用したマザー交換は、ほぼすべてのVAIOの機能が実現できており、交換用マザーとしてはかなり良い。これで、LANはGigabitのCSA接続であれば文句なかったのだが。