Hitachi-LG GSA-4040B(DVD-Multi PLUS DRIVE)
YAN's VAIO SITE - GSA-4040B REVIEW - 2003.8.15

 MULTI PLUSドライブといわれる、土R/RW/RAM記録機である。すべてのメディアに対応している全部ドライブだ。

 待望の全部ドライブGSA-4040B。8月製造のできたてだ(^_^;)
 左がGSA-4040Bで右がGMA-4020Bである。ご覧のようにすっきりとした。チップ自体もかなり減っている。
 組込用マイコンであるNEC製のUPD703101AGJ-33(左4040B、右が4020B)は同じものが使われている。また、Hitachi製のチップである、HD153720(4020B)がHD153721(4040B)に変更されていた。
 メインであるコントロールチップは1チップに統合され、HD62604とかかれた大きなものになっている。フラッシュ等もないことからDSPなど1チップに統合されてコスト削減されたと思われる。
 ピック部分。意外とあっさりしている。というかかなり部品点数が少ないそうだ。

 このドライブは事実上すべてのメディアの書き込み/読み込みが可能だ。カートリッジRAMに対応していないが、現状では、TYPE2/4で売られているので取り出すことが可能である。+RWも4倍も書き込みに対応していないだけで、4倍メディアもきちんと2.4倍速で書き込みできる。つまりすべてのメディアを扱うことができるのだ。機能的にいうと、DVD-RAMの3倍速に対応している点が新しい。しかし、RAMはベリファイを伴うため、実質1.5倍速ということになる(BsでのベリファイレスはPana専用でGSA-4040Bではできない)たいしたことがないと思われるが、数十分での1.5倍はかなり違う。YAN的にはMO代わりの大事なデータのバックアップ以外の用途はないので使い込んでいるわけではないが。ノート用にも今回、バルクでUJ-811と呼ばれるPanasonic製のDVD-RAM/R/RWドライブを購入したので、RAMは使うつもりだ。もちろんノート用ドライブではカートリッジに対応できるわけがない。(このようにPCで使う分にはカートリッジにはメリットが少ないため、LF-M621には全く興味がない)これで、DVD+RWの4倍速書き込みに対応してればまさに万能ドライブとして使えたのだが。実売で3万を切るなど、現状でこれを買っておけば困ることは少ないと思われるので、外付け等で購入する分にはおすすめだ。