SONY DSC-U10(Digital camera)
YAN's VAIO SITE - DSC-U10 REVIEW - 2002.8.15

 YANはデジタルカメラにはNikon Coolpix950を使用している。200万画素もあれば十分であるのと、デジカメもやはりレンズであるという考えからだ。2cmまで寄れるマクロ機能も特徴だ。しかし、普段、何気なく持ち歩くのには不自由を感じていた。また、RX63にもSRX7にもMemoryStickスロットがついているにもかかわらず、使う機会がなかったため、これを買ってみたのでREVIEWする。

 さて、このU10の特徴は、なんと言っても大きさと価格だ。ニッケル水素の単4電池と充電器、メモリースティック8M、USBケーブルとソフトがついて24,800だ。かなり安い。まあ、ほとんど定価売りだとは思うが。YANは予備のニッケル水素と、128MのMemorystickと専用ケースを買った。色も3色あるが、シルバーをチョイス(^_^;)接続方法には、USBを使用し、コネクタもminiUSBコネクタを使用している。ソフトもWin/Mac両対応だ。
 たぶん、専用リチウム電池などを使えば、もう少し薄くできた事は想像に難くないが、あえて、汎用である単4を使用している事もYANの評価している点だ。一番のメリットはコストであろうが、単4であれば、万が一電池切れでもどこでも買う事ができる。memorystickは電池の蓋と共用である。
 大きさがわかるように、N503iと比較してみた。厚さのみN503より大きいが携帯電話より小さいのである。ちなみに、ネックストラップも付属する。まあ、携帯電話用であれば何でも使えるだろう。この厚さを生かして、次のモデルでは2倍か3倍のズームがつきそうですねえ(笑)
 左は駐車場でとってみた画像だ。縮小してあるので、オリジナルが見たい場合は、画像をクリックしてください。室内だが、結構きれいにとれている。画素数は130万だが十分だ。解像度は1280*960と640*480の2つを選択できる。
 次はメモ代わりに使う事を想定して、カタログをとってみた。このU10の優れる点に、同価格帯に較べて、AFがついている事だ。マクロ機能についても10cmまでよることができ、ごらんのように、十分、読む事ができる。同じように、左の画像をクリックするとオリジナルを見る事ができる。
 左の縮小ではわからないが、オリジナルでは、メーターなども十分読みとる事ができる。
 気軽に使え、小さく、十分実用になる。あえていうと、ズームと露出ということになろうか。ちなみに、MPEGでの動画機能とVGAでの連射機能もあるが、この価格帯でその機能を実用にしようと考える人はいないであろうからあえてふれないが、MPEG動画機能は、おまけ的なものだ。とてもきれいとは言えない。動きもそれなりだ。連射は、VGAでの連射機能だが、5枚分きちんと使う事ができる。露出に関しては、結構言いたい事はあるが、パソコンで補正できるし、この価格帯にスポット測光だの、マルチパターンだの言い出したりしたらきりがない。用途を考えれば十分であろう。あと、もう一つ、液晶モニターも小さくあまりきれいではない事付け加えておきましょう。これも価格を考えればこんな物でしょう。確認用と割り切る必要がある。しかし、その点を十分理解できれば、かなりおすすめのカメラではある。