Canopus MTV1000 (MPEG2 Encorder)

 


 さて、前評判/使用レポートともに良い評価が多いCanopus MTV1000であるが、我々VAIO Gigaユーザーにとっては気になる存在だ。YANのHPはVAIOユーザーには珍しく自作ユーザー層が多い。VAIOをわざわざチョイスする理由は言うまでもなくENX-13/17+Giga SOFT群が目的だ。それ以外は、現在では他社/自作で実現できる。ACPIによるSTRとの連動やエンコーディングの結果の比較が楽しみだ。今回は、とりあえず、おなじみのハードウエアREVIEWを。


 ボード自体は大きめだ。たまたま実験用(わかりますよね(^_^;))に持ち込まれたENX-11と比べてみたが、ボード自体の長さはMTV1000の方が大きい。ENX-13/17と比べるとだいぶ大きいことがわかる。で、このサイトでは、VAIOの小さい筐体に入れることを考えている方が多いと思うので、長さを。PCIの固定ねじの位置からちょうど22cmである

 端子群は、入力のみだ。左からアンテナ/S−Video/AUDIO IN/AUDIO OUTとなっている。ENXとは違い、Video-OUTはついていない

 付属品だが、上からVAIOでもおなじみS-RCA変換コード、PCIバスの隙間を埋めるスポンジ、AUDIO-音源間をつなぐ音声ケーブルとなっている。

 TVチューナーには、同社WinDVRなどと同じPhilips製のFM1236/PHが使われている。このチューナーは結構いろんな製品に使われているメジャーなものだ。

 ENX-17でも書いたが、CPLDと呼ばれるXILINK社製のXC95144XLが使われている。左下はvideo decoderと呼ばれるPhilips製のSAA7114Hだ。9ビットA/Dコンバータ、高性能適応型4ラインくし型フィルタ、高性能アップ/ダウン2Dスケーラ、および閉キャプション、テレテキストなどに使用される多目的データ・スライサが内蔵されているとかかれている(^_^;)右下のPhilips製SAA7146AはDVraputer/EZDVなどでもおなじみのPCIブリッジだ。

 そして、メインチップであるPanasonic製MPEG2エンコードチップMN85560だ。

 今回は、ここまでだ。ソフトウエア/STR/ENX-17との比較は近日中にREVIEWします。(最近こればっかりでアップが遅れてます(^_^;))


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