SONY SDM-M81(18.1 inch LCD)
YAN's VAIO SITE - SDM-M81 REVIEW - 2001.10.7

 色々とDVI接続に関して悪評(?)の高い、SONY製18.1inch LCD SDM-M81を友人が買ったので早速色々と試してみたので、簡単にREVIEWする。このLCDは、2系統入力(DVI-I+RGB)、ステレオスピーカー内蔵(2系統入力に応じて自動切り替えできる)さらに、RXなどのVAIOカラーという特徴がある。その友人もVAIO RX-70Kを使用しており、「VAIOカラーがいいんじゃあ」と言う理由購入したようなものだ。このサイトに来る人は、VAIOの方なので、結構、気になるのではないかと思う。

 さて、背面はすっきりしており、スタンドの自由度も高い。電源はACアダプタでコントラスト比は300:1、輝度は200カンデラ/平方メートル、30ミリ秒と標準的だ。視野角は、160°/160となっており、このサイズともなると、見る角度によっては、中心と周辺では色が違って見えてしまう。
 背面の端子板も標準的で、左から、ACアダプタ、monitor 1(AUDIO+DVI-I)、2(AUDIO+RGB)だ。特に、DVI-I端子横のD-Aと書かれたスイッチは、デジタルとアナログを切り替えるものだ。ろくに説明書も読まず、最初「うつらないな」と言っていた原因はこのスイッチだった。・・・・・しかし、これくらい自動切り替えにできないものだろうか?(^_^;)
 さて、このモニターが問題とされているのは、

1.VAIOはDVI接続時、XGAまでしか対応していない

2.一部のビデオカードと相性が悪い
3.ケーブルを選ぶ

 と言ったところであろうか?1.の問題については、RX72のREVIEWで書いたように、ビデオカードが原因だ。RX60/70付属のAGP-V7100とRX61/71/62/72に付属のものではTMDSが違うのだ。ドライバ等の問題ではない。もともと、VAIOシリーズでは、XGAまでの付属CRTしか存在しないのだから、文句を言う筋合いではない。RX61/71/62/72では、DVI接続は制限が多い。ちなみに、RX60/70付属のAGP-V7100は、きちんと、SONYドライバでSXGAが表示でき、左上の写真のようにSDM-M81でもBIOSから普通に表示できる。とてもきれいである。(写真左上のドライバはNVIDIAのもの。ゲームのために新しいのを入れました。STRもきちんと動きます。SONYでもちゃんと表示されました)さて、2の問題は、YANはAOPENのPA256なんて買うはずがないので(^_^;)わかりませんが、ここにくる方もこれをチョイスする方はあまりいないでしょう。SONYのサイトの表で「×」がついている、G400MAX+FPMとの組み合わせが左下だ。(^_^;)そう、表示できている。SONYでテストしたものは、BIOSが古いのでは?という予想ができる。つまり、何の問題もなくBIOSから表示できた。3の問題も、YANはJUSTYのケーブルしか持っていない(^_^;)そう、つまり、このテストはすべてJUSTYケーブルで接続したものだ。結構前に買ったので、別に問題の後に変わったものとは考えにくい。さらに、G550でも接続テストを行ったが、特に何の問題もなく、BIOSから表示できた。VAIOカラーでそろえたい人には、結構良いと思う。画面も大きく結構きれいであった。視野角が狭いのが残念ではあったが。前評判がかなり悪かっただけ、なんか、印象がとても良くなった(^_^;)


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