SHARP LL-T2020 & NANAO L887(20.1 inch UXGA LCD)
YAN's VAIO SITE - LL-T2020 & L887 REVIEW - 2005.7.1

 SHARPの20.1インチLCDであるLL-T2020は、言わずとしれたASV&BLACK TFTパネルを使用したUXGAモデルだ。今となっては画質や色再現性、応答性などは劣ってしまう。しかし、その滑らかさと黒の綺麗さは未だに勝るものはない。また、NANAOのL887はそのSHARPの20.1インチパネルを使用した同じ傾向にあるLCDだ。しかし、BLACK TFTではないため、写り込みや黒では一歩劣るが、少しだけ新しいため「すずめの涙」ほど速く明るくなっている。

 この2020はDUAL DVI-Iである。つまり専用の分岐ケーブルを用いることでデジタル×2+アナログ×2の計4系統入力に対応する。ちなみに右のコネクタはUSB HUB。USB 1.1なので現在では使い道はない。
 仕様パネルは、SHARP製のLQ201U1LZ00というものが使われている。もちろん、made in JAPAN。
 画面に関しては、言うことはない。カタログスペックでは今のLCDに劣るLL-T2020であるが長時間使用時の目の疲労度、なんと言ってもそのなめらかさは実際に見てみないとわからない。BLACK TFTと言うだけあり黒は本当に黒い。未だに黒に関してはこれが一番いいと思っている。ついでに、よく使用パネルにLQ201U1LW01と書かれている場合があるが、実際にはBLACK TFT仕様の専用品であるLQ201U1LZ00は使われている。

 このL887はDVI-I 29ピン+D-Sub 15ピンである。ちなみにMade in JAPANと書かれている。それにしても電流が0.85A?
 仕様パネルは、SHARP製のLQ201U1LW28というものが使われている。もちろん、made in JAPAN。販売終了に伴いYANも一つ確保した。2006.6製造品で最終に近いものであるが、パネルは同じであった。
 画面に関しては、LL-T2020と同傾向にある。並べてみると結構違いがわかるのだが。ちなみにこれもよく仕様パネルがLQ201U1LW21と書かれているが実際にはLQ201U1LW28が使われている。とりあえず、生産終了に伴いL887-RBKを確保しておいた。YANは長時間LCDに向かうので、目に優しいのが第一条件である。一度、SHARPに慣れると他のものは疲れてしまうのだ。