Century IC-35FRUB/KIT(i.link HDD)


 


 Century製のFireWire/i.LinkとUSB(1.1)の両対応になっているHDD CASEだ。HDDは入っておらず、自分で入れることになる。同社からは、HDDが入っているモデルもリリースされている。


 ごらんのように筐体デザインはMacPOWER製のIceCubeとほぼ同じデザインである。全面パネルぐらいの違いだ。確認したわけではないが、Century/matheyの同デザイン製品はMacPOWERのOEMだろう。

 中は基盤は、iMPT3500と同様、かなり大きめのものだ。

 肝心の変換チップには、優(you)とかかれた、D89025が使われていた。IEEE/USBをこの1チップで変換している。フラッシュは外付けで、SyncMOSのものが実装されていた。PHYにはおなじみ、TI製のTSB41AB2だ。つまり標準的な3チップ構成でIEEE1394/USB(1.1)に対応できる。IEEE1394 to IDEの変換自体はあまり速くはない。OXFW900位のスピードだ。最近のEPSON/TI製の変換チップにもかなわない。もちろん、OXFW911と較べると、その速度は体験できるくらい違う。USB(1.1)をどうしても使いたいというのでなければ、同社製のIC-35FRH/KITをおすすめする。OXFW911を使用していることから、iMPT3500とほぼ同等品であろう。

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