MELCO Diu-40G(i.link HDD)
MELCO製の新型IEEE1394/USB(1.1)両対応のHDDにさわる機会があったのでREVIEWする。
ごらんのようにUSB(1.1)とIEEE1394両対応だ。従来までのMELCO製HDDはアルミ筐体でしっかりした作りであったが、コストダウンのためかABS製で爪ではまっているだけというひどく簡単な作りになっている。コネクタは、USB(1.1)、IEEE1394(6pin)、IEEE1394(4pin)となっている。下のスイッチはAUTO電源用だ。
中は、電源部が前に、変換基盤はHDDの下になっている。HDDの固定にもねじは使われていない。
基盤自体はかなり大きめで、IDEケーブルも直付けだ。
変換チップには、CenturyIC-35と同じ優(you)と書かれたD89025が使われている。PHYにはおなじみのTI製TSB41LV02Aが使われている。この変換チップは、IEEE1394/USB(1.1)両対応できるために使われているのであろう。変換速度自体は、1世代前のもので速くはない。MELCO製でもEPSONチップのものと較べると、かなり遅めである。価格自体は安いので、USBと兼用で使いたい場合には良いが、FireWire/i.LINKでしか使わないのであれば、あまりおすすめはできない。