CENTURY CZC25FU2/KIT(IEEE1394 HDD CASE)
YAN's VAIO SITE - CZC25FU2 REVIEW - 2002.4.30

 今回、持ち運びように2.5インチタイプのIEEE1394/USB2.0のHDDケースを買ったのでREVIEWする。

 筐体自体は、同社から「Zipang」という名称で売られていたものとほぼ同じようだ。銀色なので金属のように見えるがプラスチックだ。LEDは流行のブルーLEDを使用している。左のように、専用のケースと専用の短いIEEE1394とUSBのケーブルが付属する。これは便利だ。コネクタは、IEEE1394が6pinと4pinの2つ、USBが1つだ。電源スイッチとACアダプタのコネクタ全てが背面にある。IEEE1394の6pinとUSBで接続時にはバスパワーで動く
 買ってくると、左のようにバラバラになっている。真ん中のメイン基盤を左右のカバーですっぽりと覆ってしまう形だ。ねじを使わずはめ込みのみとなっている。
 真ん中の基盤は左の写真のようになっている。白いところに2.5インチタイプのHDDをつけるようになっている。
 今回、このケースを買ったのは言うまでもなく、OXFW911が使われているからだ。これまで、結構Reviewしてきたので割愛する。ファームウエアは最新のものが入っており、LBA48対応の(つまり137G OVER対応)ものであった。しかし、2.5インチで137Gを超えるのはいつのことでしょうか?(笑)

 USB2.0/1.1用には、これまたお馴染みの「優」と書かれた、Workbit社製のものが使われている。D9065GCはUSB2.0-IDEの変換チップとして様々な製品に使用されているので、よく見かけるであろう。

PHYには、お馴染みTI製ではなく、AGERE製(旧Lucent)のFW802Aが使われていた。
 さて、OXFW911を使用しているので、恒例のベンチマークはとらない。現時点では最速に近く、IEEE1394接続時には何の不満もない。バスパワーで動くしとても便利だ。USB2.0/1.1にも対応し、これまたバスパワーでも動くので、IEEE1394の無い環境でも使えるのが良い。2.5インチも5400rpm/16MBキャッシュのTOSHIBA製なども出てくるようだし、値段も下がってきているので、このようなHDDはとても使い勝手が良くなってきている。そんな中でこの製品はおすすめだ。ちなみに、USB2.0はI/Fを持っていないので試していない(^_^;)USB1.1接続時はかなり遅く、一度でもIEEE1394接続で使うと使う気にはならない暗い遅い。