MEW-AV POWER UP
このページでの交換・追加は、比較的簡単に行える。基本的にはドライバー1本で出来るのだ。元に戻すことも容易だ。しかし、ある程度のリスクはあり、基本的な分解は出来ることが前提なので、交換に際しての細かい手順はあえて載せていない。敷居が高いかもしれないが、誰でも最初はあるので、リスクを覚悟した上でご自分でトライして覚えてください。YANはそれが、改造の前提条件だと思っている。質問はわかる範囲でお答えしますので。自作機を組み立てる程度の知識が必要です。
1.メモリの増設
特に何も考える必要はない。通常のPC100/133のSD-RAMが使える。64/128/256MBのどれでも使えるので自分の必要に応じて増設すればよい。ただし、DIMMスロットが2本しかないので注意。
2.HDDの交換・増設
ICH(FW82801AA)を使用しているMEW-AVはATA66に対応している。一般的に市販されているIDEドライブならどれでも付けることが出来る。
Rシリーズ共通の筐体であるので、この部分に増設する事になる。2台入るようになっているし、コネクタも電源もある。買って入れるだけだ。32Gの壁等も存在しない。ただし、R51だけ、付属のHDDケーブルがATA66ケーブルでは無いので、ATA66で使うには別途購入する必要があるが、長さに注意する必要がある。
3.CPUの交換
MEW-AVはソケット370が使われている。そのままで、FC-PGAのCPUが使えるが注意が必要だ。R52以降のBIOS2001以上なら問題はないのだが、R51の1002ではFC-PGAのCPUを使うと不具合が出ている。掲示板での報告と検証をしている。(5弦さん、T.Mさん、ミーツさん、takeR51その他のみなさん、ありがとうございます)
ソケット370であるから、使えるCPUはCeleron(PPGA)/Pentium3(FC-PGA)/Celeron2ということになる。 ※R51(BIOS1002a)の場合
残念ながら、SONYがBIOSを公開していない以上、Celeron(PPGA)しか選択肢は無い。FC-PGA(Pentium3/Celeron2)も、コア電圧が正しくセットされないなどの不具合を我慢すれば運が良ければ使えるかもしれない。
※R52/53/J10/J11(BIOS2001/3002)の場合
FC-PGA(Pentium3/Celeron 2)がそのまま使える。FSBがそれぞれ100/66だが、CPUにあわせて自動的に設定される。倍率は固定なので特に考慮する必要はない。FSB133のPentium3はもったいないことになるので買わない方がよい。(例えば、733MHzを買ってくると、550MHzで動作する(^_^;))
4.ビデオカード
PCIスロットしか無いNEW-AVはPCIのビデオカードを買ってくるしか手段は無い。しかし、Voodo3等では、GIGApocketのコンパクト画面が使えないなどの不具合も報告されている。慎重に選ぶしかないが、選べるほど出ていないのが現状だ。
このページの交換・増設は、比較的簡単に出来ますが、メーカーの保証が受けられなくなる可能性があります。また、交換に関わって他の部品がこわれることも考えられます。ここの情報は個人的実験、交換、改造等の情報が含まれます。このページの情報をもとでの交換・改造は個人の責任において行ってください。
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