R63/73/RXシリーズでのリカバリーCDは従来までと違って、アプリケーションが個別にセットアップできなくなっている。しかし、特定アプリの不具合やOSの入れ替え、クリーンインストール時には困ってしまうことになる。そこで、個別にインストールすることを考えてみよう。 |
リカバリーCDの最後(2or3枚目)には、共通化できないモジュールや各機種用のドライバが入っているので、確認することが前提となる。SONYアプリは、単独では動かないものが多いのだ。Sony
Shared LibraryとSony UI Libraryは先にインストールしておく必要がある。特にSony Shared
Libraryはfor DESKTOPで、Windows2000用とWIndows Meと別になっているので、別途入っている。 |
|
その他のアプリケーションについては、次の2つの方法で収録されている。 |
1. |
OSのリカバリーをするときに同時にリカバリされるもの |
2. |
「1.」によってインストールされた「VAIO Application Recovery
Utility」というプログラムを使って、アプリケーションリカバリCDからまとめてインストールされるもの |
である。このページで個別インストールできるのは「2」のものだけである。1については不可能ではないがかなり荒っぽいことが必要となり、めんどくさいので(^_^;)書きません。具体的には、「1」の部分で重要なアプリは、「VAIO
Application Recovery Utility」と「DVDExpress」であろう(もちろん、その他にもDynaDOC等細かくある)特に、クリーンインストールした後に、MediaBarでのDVDplayerでDVDの再生ができないのはDVDExpressがインストールされていないためである。DVDExpressはMPEG2のデコードをしてる部分だ。 この2つは、プログラムファイルの移動やレジストリの移動で何とかできるが、ここまで書けば、できる人はできるので、方法を詳しく書くことはしない。 |
|
それでは、既に初期状態で使っているVAIOにアプリケーションを個別にインストールする方法について考えてみよう。この場合、「VAIO
Application Recovery Utility」が既にインストールされているので、特段、難しいことはない。RXなどではCDを入れると自動的にメニューがでて個別インストールができるからだ。CD自体には「AppRecov.exe」はなく、C:\Program Files\SONY\VAIO
Application Recovery Utilityの中にあるので、直接このファイルを起動してもよい。 |
|
次にOSの入れ替えやクリーンインストールなど、必要なアプリケーションのみを個別にインストールしたい場合について考えてみよう。 |
上記でも説明したが、VAIO Application Recovery Utilityをフォルダ毎移動し、レジストリも移動させれば、AppRecov.exeを使って個別にインストールすることは可能だが、できれば、それ以前のようにSETUP.EXEと使った一般的な状態で行いたいと考える。そこで、実際にこの圧縮ファイルを展開しているのはどれかというと、C:\Program Files\SONY\VAIO Application Recovery
Utility\BINの中のKCAP.EXEであることがわかる。つまり、これを使えば展開できるのである。このKCAP.EXEはプロンプトで動作させるので、Dドライブのルートなどにコピーして(コマンドラインでPATHを長々入力するのは面倒なので(^_^;))「kcap.exe q\sony.pac d:\」とでもすればDドライブに展開されるのでそれぞれ個別にファルダの中をのぞけばどのアプリかわかるので、やってみてください。 |