P3B-1394は、P2B-AEの市販版なので、そのためのパターンがあります。具体的には、SOUTHチップとPCIスロットの間にパターンが存在し、0オームのチップ抵抗を取り付ければ、つながるようになっているから簡単に実現します。なぜ、このようなパターンが必要かと言うと、16bitPCカードというのは、基本的にP&Pに対応したISAスロットのために、PCIだけでは割り込み関係に細工が必要となります。そのための配線です。よって、CARD
BUSのPCカードは関係ありません。(つまり、CARD BUSのPCカードだけなら配線しなくても動くと言うことです)もちろん、PCカードコントローラーであるPCICには他のモードもあり、ソケットやドライバによって違うモードにすることで、カードの認識のみIRQ
9などのPCI割り込みを使い、その後テーブルを参照して割り込みをあてるようにもできます。そのような製品も市販されています。掲示板でもあるように、この製品とVAIOのPCカードコントローラーは同じものが使用されているので、ドライバを使うこともできますが(もちろん違法ですよ)ACPIがきちんと動作しなくなります。つまり、Suspend
to RAMが聞かなくなるのです。これでは、VAIOの持ち味が半減してしまうため、素直にあきらめた方が得策です。今ではUSB接続の安いPCカードリーダもあるので無理する必要はないので、この件は、これで終わりです。そもそもATAカード以外使うことは今ではあまり無いからです。それでもという方は、BGAからPCIにジャンパをとばす必要があります。パターンを追えば簡単にわかるので、できる人はやってみてください。 |