SONY FAN CONTROLをRX以外で使う!? |
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RXシリーズには、「SONY FAN CONTROL」プログラムという、とても有用なプログラムがある。これは、REVIEWでも簡単に触れたが、Winbond製のスーパーI/Oチップに働きかけ、電源FANとCPU FAN(RX70Kのみ)の回転数を制御するものだ。これを他の機種で使うことができないか?というのがここでの実験だ。 | |
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さて、表面的な考察をしてみると、 1.ほぼ同じマザーであるはずのR63K/73Kでは動作しない(インストールはされる) 2.RX60KなどでもCPUを交換してクロックが変わると動作しなくなる 3.上記2の場合でもクロックが同じであれば例えばRX50のCeleron700をPentium3 700にしても動作する ことが確認できた。ということは、 1.機種名を収得して動作する 2.CPUクロックを収得して動作している ことがわかる。そこで、このパラメータを探して書き換えてやることによって、RXシリーズでもCPU交換をしても使うことやRX以外でも使えるはずである。(まあ、実は、YANの場合は、RX60KのCPUを交換するとこれが使えなかったので、なんとかして使うことができないか?という発想からきている。例えば、1Gにすれば、DMIを書き換えて機種名をRX70Kにすれば動かすことはできたが・・・・・・・・(^_^;)) |
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では、実際のこの部分に関する記述はどこにあるのか?レジストリの中にありました。 | |
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上を見ただけでわかる方はわかると思いますので、簡単に。機種別にレジストリの中にそれぞれパラメータが書いてあります。YANの目的である、CPU交換して動作させるためには、このままレジストリエディタを使って、「PCV-RX60K」の「CPUClock」の値を入れ換えたCPUのクロックに書き換えるだけである。しかし、このままではCPU FANは制御されないのである。「CPUFanEnable」が0になっているからだ。そこで、手っ取り早く、RX70KのパラメータをPCV-RX60Kに書き込めば簡単だ。その後、「CPUClock」を書き換えるのだ。YANの場合は、1Gと933Mhzでテストしたが正常に動作した。 | |
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さて、それでは、他機種への応用だが、電源FANへの配線や電源ユニット、Winbond製のスーパーI/Oチップ等の条件から、動作するはずでは?と単純に考え(えーと検証してませんから(笑)あしからず)MEW-AV搭載機種であるPCV-R52で試してみた。単純に、PCV-RX70Kのパラメータを元に、レジストリに追加しただけである。結果は、見事にFANの回転数が落ちたのである。(しかし、その後、負荷をかけて回転数が復帰することは確認してません(^_^;))また、P3B-1394/P2B-AEでも試してみましたが、動作しませんでした。この情報を元に、実験した方はできれば、改造掲示板の方に結果をアップしていただければ幸いです。 | |
で、質問とかやり方とか聞かれても個別には対応できないので(^_^;)簡単な実験用追加レジストリを機種別に。 1.まず、「SONY FAN CONTROL」プログラムをダウンロードし、普通通りSETUPする 2.機種別追加レジストリをダウンし、ダブルクリックする ※R73K/63K/R52/51はCPU FANがないのでRX60Kを元に、R53はCPU FANがあるのでRX70Kをもとに作ってあります。P2B-AEで試した方も報告ください。 3.再起動する 以上で、電源FANの回転数が落ちれば成功です。きちんと、負荷をかけた実験など、みなさんで行って報告してください。また、R52とR63K以外は実際に試したわけではないので動かない可能性があることもありますので。 |
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※その後、多数の方から報告をいただき、R51/52/53/63/73での動作を確認しました。しかし、機種や環境、BIOSによっては、不具合がでる場合もあるようです。例)レジューム後のFANが制御されない/BIOSの更新が必要等。引き続き報告いただければ幸いです。 |
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ここのページは、個人的実験、交換、改造等の情報が含まれます。このページの情報をもとでの交換・改造は個人の責任において行ってください。主に、VAIOのパワーアップを目的としたページです。少しずつ情報を書いていきます。何か質問等がありましたら、左の問い合わせをご利用ください。出来る範囲で結果をFAQのようにして反映させていきます。 |
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